
Ise Plant
伊勢工場
アンプル・バイアル剤と注射剤のキット製剤を製造
最新鋭のシリンジ製剤製造棟も増設

一般的なアンプル・バイアル剤に加え、シリンジをはじめとした注射剤のキット製剤も製造している伊勢工場では、新たにプレフィルドシリンジ(PFS®)製剤製造棟を増設しました。
これまでの量産実績に基づくノウハウを集約し、「生産タクトの高速化」や「自動化などの新技術導入による省人化ラインの構築」の実現により、低コスト生産を推進します。また、すでに稼働中の伊勢工場と大館工場(秋田県大館市)のプレフィルドシリンジ(PFS®)製造ラインに当製造棟が加わることで、生産拠点の分散化による危機管理および安定供給体制のさらなる強化を図ります。
今後も伊勢工場では、高品質な医薬品を安定的に供給するために、常に進化を続けていきます。

- プレフィルドシリンジ(PFS®)
- ガラスアンプル
ハーフキット - 凍結乾燥バイアル
- プレフィルドシリンジ(PFS®)
プラスチックアンプル
液バイアル
凍結乾燥バイアル - 粉末透析剤
- ダブルバッグ(PLW®)
- 検査包装棟
- 物流棟
伊勢工場 紹介動画

検査包装専用工場、物流棟、品質管理棟
国内の医薬品市場においては、国の強力な普及推進策により、ジェネリック医薬品の市場シェアが急速に拡大する一方、外資系製薬企業による新薬の国内導入がかつてないペースで進められています。
当社グループは、ジェネリック医薬品の製造販売および医薬品の受託製造を医薬事業の柱としていますが、この環境変化に適切に対応するとともに生産ニーズを充足させるため、伊勢工場敷地内に新たに医薬品の検査包装に特化した専用工場を建設(2017年4月稼働)いたしました。
また当工場の稼働により、当社グループの他工場との間で医薬品検査包装拠点の分散化による危機管理および安定供給体制の構築に推進して参ります。更には、3極GMP対応の物流倉庫(2018年9月稼働)の稼働および物流事業で長年に渡り実績のある鈴与株式会社との協業によりGDP体制と包括的な医薬品物流システムを構築し、安定供給の強化、物流サービスの向上を図ります。なお品質管理棟(2017年12月稼働)については、今後の業務処理能力の拡大を見込むとともに、海外市場への医薬品供給も視野に入れた設計としております。

日本トップクラスのアンプル製造ライン
様々な剤形の注射剤を製造している伊勢工場。中でもガラス・プラスチックのアンプルの主力工場としての役割を担っています。ガラスアンプルは1、2、5、10、20mL、プラスチックアンプルは5、10、20mLの製造が可能です。

注射剤のキット製剤全般を製造
薬剤をあらかじめシリンジに充填することにより患者への迅速な投与が可能となるプレフィルドシリンジ(PFS®)、用時溶解を要する粉末製剤を溶解液と組み合わせ、無菌操作での調整が可能となるダブルバッグ、あらかじめ投与濃度に調整された薬液をバッグに充填したプレミクストバッグのほかハーフキットも製造しています。