INTERVIEW 01
薬剤師
「いつまでも勉強」を実感
それは仕事のやりがいでもあります
品質保証課(埼玉工場)
M. K./入社3年目
製造の手順や記録など文書管理を担当
外用剤全般と経口剤の製造を担う埼玉工場で、医薬品を製造するために必要な文書の管理業務を担当しています。
医薬品製造のための手順や作り方、例えば温度管理や機械の操作方法などは、すべてルールにのっとり文書化することが義務づけられています。
私が担当しているのは、それら手順書や記録書が正しく制定されているか、改訂時にはその文書が正しく作成されているかを確認し、”発効”する業務(その文書が使用できる状態にすること)です。
そのほか品質保証課全員の業務として、記録書の確認や、製造現場において製造管理、品質管理上問題となる事象がないかの確認も行っています。
製造現場から信頼される自分へ
成長中です
手順書や記録書は正式な書類として制定されると、その内容を遵守して作業を行わなければなりません。これら大切な書類を確認する際は、どんなに忙しくても集中して仕事にあたります。私の使命は、間違いを見逃さないこと。そして間違いを起こしやすい手順書を現場に送り出さないことも大切だと考えています。
品質保証課の仕事は、製造管理、品質管理、衛生管理など、幅広い知識が求められます。知識のない入社当時は、製造現場から問い合わせがあってもすぐには答えられず、先輩頼みでした。ところが最近は、さまざまな問い合わせにも迷いなく答えられるようになりました。業務を通して多くの知識が身についているからだと思います。
また課員同士で知識を突き合わせて課題を解決できるようになったり、現場の方に話を聴くことで製造設備や作業に詳しくなるなど、自分が成長しているのを感じています。
忙しいときも社内の明るい雰囲気が励みです
先輩や上司は、わからないことに対して丁寧に教えてくれます。よりよい製品を作るため、問題点の改善や解決に懸命に取り組む人ばかりです。どんなに忙しくても明るい雰囲気を大切にする職場で、私もその明るさを励みにしています。
学生時代に後発医薬品に関する研究をしていた私は、後発医薬品メーカー勤務を希望していました。なかでもニプロファーマは錠剤、注射剤、軟膏剤等、様々な剤形を取り扱っている点に興味を持ちました。しかし、学生時代は品質保証の仕事がこれほど幅広く、そして重要なこととは知りませんでした。学ぶことが多く「いつまでも勉強だ」と感じ、それが仕事のやりがいにもなっています。
1日のスケジュール
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8:30
朝礼・メールチェック
品質保証課員の1日の業務内容を共有します。
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9:00
文書回議書の確認
改訂する文書が変更内容に記載された通りに変更されているか、
その他の部分は現行版の内容のままかを確認します。 -
11:00
記録書照査
作業内容、機械の設定値などが正しく記録されているか確認します。
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13:00
昼食
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14:00
ラインチェック
作業現場で手順通り作業できているか確認します。
5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)についても確認します。 -
17:00
会議資料作成
初めて聴く人でも分かりやすい内容になるよう、
例えの図を加えたりしながら資料を作成します。 -
17:30
帰宅